Concept

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コンセプト

Tsubomi | つぼみ

Tsumbomi(つぼみ)ということばに託したのはもてなしの心。茶人・千利休は、客人へのもてなしの意を込めて必ず花のつぼみを活けたという。利休がつぼみをもって客人を招き入れたように、ただ一輪であってもその場を特別な空間にする花のような作品をつくりたかった。
人がインテリアに求める快適性や機能性を備えてなお、もてなしのためのツールともなるアイテムを探りつづけ、辿り着いたのが、今回ここに紹介する Tsubomi シリーズ(デザイン・作成:Mas.)である。

Geometry | 幾何学

これら一連の球体クッションのいずれも、変形四角錐のパーツ12個から構成されている。植物のイメージを布で表現しようとすると、どうしても有機的な造形に偏るきらいがあるが、それは自分の好みではない。
幾何学的な設計図に基づいた工学的にも美しい造形。単一でも複数並べても美しい造形。暮らしのよりどころとなり、人にやすらぎを与える造形──。そんなこ とを考えながら円と直線を描き重ねていくうちにあるパーツが生まれ、それを連ねることでこのシリーズが生まれた。

Material | 素材

当作品シリーズで用いた素材はすべて、服地用の布地である。インテリアプロダクトのなかでも、特に身体と直接ふれる機会が多いクッションだからこそ、カシミアやアンゴラのように肌に触り心地のいい自然素材を中心に選んだ。幾何学的な造形と服地素材を組み合わせることで、プロダクトにやさしさやデリケートさを付与することにもつながったと思う。

Arranging | 活ける

つぼみには「これから咲く」という生命と未来が内在する。 つぼみを活けるとは、その生命と未来を共有しあうことでもある。Tsubomi のシリーズにも、そんな力を吹き込みたかった。花を活けるようにクッションのアレンジを楽しんでほしい。そうしたアクションをとおして、なにかしらの発見 がもたらされることを心から願っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Sayaka Takeshita
Design: Sayaka Takeshita


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